ケイタイ
ネットの怖さ知らぬ親/講座や本で“勉強”
「子どもはよくインターネットを使っているようだが、私は使い方を知らない」
「家の電話を使わず、自分の携帯電話で話しているので、子どもがどんな友達と付き合っているのかわからない」
こんな悩みを抱える親たちが、子どもを連れて集まった。
宮崎市内で1月に開かれた「親子一緒に携帯電話の利用法を考える講座」。
会場では親子が机を囲み、インターネットや携帯電話の利点と欠点を付せんに書き出した。
「携帯電話があると送り迎えに便利」
「でも長電話してしまう」
「犯罪に巻き込まれる可能性も大きくなる」
親子の会話は次第に盛り上がり、隣の親子と話し出す姿も。
講座を主催した宮崎県青少年男女参画課の小川雅彦さんは
「危険だから携帯電話を使わせるなと言っているのではない。家庭での話し合いのきっか
けにしてほしいのです」。
この試みは親たちの関心を呼び、今後も続けられる。
「ネットの世界をなぜか“文教地区”と思い込んでいる親が少なくありません」。
ホームページ「インターネット博物館」をボランティアで運営している会社員、
宮崎豊久さんはそう嘆く。
「メールで知り合った男性から、写真をばらまくと脅されている」
「小中学生向けホームページの『モデル募集』に応募したら、顔写真がアダルトサイトで使われた」
宮崎さんのもとには、子どもたちからこんな相談が年間数百件寄せられる。
各地の講演会などで紹介すると、親たちは驚きの表情を見せるという。
宮崎さんは
「こんな身近な問題だとは知らなかった、という声をよく聞きます。もし、うちの子は無縁と思っているのなら、それは現実を知らないからに過ぎません」。
日進月歩のインターネット世界。子どもと一緒にもう一度、どう向き合ったらいいのかを話し合ってほしい。
※参照 ケイタイ裏サイトの裏側
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